2014年卒業
救命救急科
日本の救急医療、外傷救急の最先端であるから。それが、北総病院を選んだ理由です。日本屈指の環境で学びたいと思いました。
病院での初療をスムーズに進めるために、ラピッドカーやドクターヘリの活用はもちろん、外での初療の様子が院内で把握できる動画転送システムを導入している病院は、他にありません。外傷において、初療から手術、外来通院まで、長いスパンで患者さんを診療できることも、北総病院ならではのやりがいです。
救急外来で幅広い疾患を診療し「外傷に関してはどこにも負けない。ここでしか助けられない患者さんがいる」そんなプライドをもつ先生方がいる。「私もこうなりたい!このチームの一員として診療に関わりたい!」と思い、志しました。
ヘリ当番(プレホスピタル)、救急外来当番、病棟(ICU/HCU、一般病棟)当番などのグループに分かれて仕事をし、グループ間をローテーションします。どのグループにいてもカンファレンスや申し送りを毎朝行い、前日の外来患者の確認、病棟の患者さんの状態等について話し合います。ヘリ当番は、要請があればいち早く現場に向かい適切な処置を遂行、疾患に応じて適切な病院に搬送します。救急外来では、ヘリやラピッドカー、救急車で搬送された患者さんの初療を行います。病棟では、外来で初療を終えた患者さんを管理。具体的には、点滴の調整や傷の処置、検査を行います。上級医や看護師、メディカルソーシャルワーカー等で連携し、退院に向けた治療方針を策定。重症患者が搬送されてきた場合は、病棟当番であっても、初療に関わります。入院患者が多く、必要な処置も多いため、グループで分担し協力しながら診療を行い、学びの多い毎日を送っています。
一度はだいたいの方が興味を持つ救命救急科ですが、多くの方が最終的には他の科を選択します。しばしば「一生は続けられない科」と言われますが、そんなことはありません。とてもやりがいがあり、仕事と私生活にメリハリが生まれる科です。アメリカでは最近、救急医は女性に人気があるみたいですよ。少しでも興味がある方は、ぜひ一度、北総病院へいらしてください!