医工連携

工学領域との連携が、救急医療に革新をもたらす。

北総救命は、日本大学工学部と共同研究を進めています。日本医科大学・日本大学交通外傷予防センター（Traffic Injury Prevention and Research Center of Nippon Medical School-Nihon University: TIPRC）では、交通事故車両のミクロ調査を実施し、重傷度的中率、死亡重傷度、オーバー/アンダートリアージ率などを算出する傷害予測アルゴリズムを作成しています。これらのデータは、従来の工学的解析に留まらず、北総救命での診療結果を踏まえた医学的視点が加味されている点で、価値の高い研究であると言えます。その他、自動車メーカーと共同し次世代の安全装置を、通信メーカーと共同し現場診療の動画伝送システムを開発しています。

新しい技術が次々と生み出される工学領域と救急医療の世界を結びつけること。そして、医学-工学の連携を通して救急医療にinnovationをもたらすことが、「Beyond the Theory」を掲げる北総救命の使命です。